ChatGPTを使っていて「なんか違う」と感じた話
ChatGPTを使い始めて数日、正直なところ「なんか違うな」と感じることが何度もありました。
思った答えが返ってこない。
期待してたのと違う。
「これ、本当に使えるツールなのか?」と疑問に思うこともありました。
たとえば、「副業でブログを書くときのコツを教えて」って聞いたとき、返ってきた答えは、たしかに丁寧で長いんだけど、どこか「ふわっとしてる」んですよね。
「ターゲットを明確にしましょう」とか、「SEOを意識しましょう」とか。
「いや、それは分かってるんだけど…」って思ってしまう。
もっと具体的に、自分の状況に合った答えが欲しいのに、なんだか教科書的な答えばかり。
「ChatGPTって、こんなもんなのかな」
そう思いかけていたんですが、使い方を少し変えてみたら、返ってくる答えの質が全然変わったんです。
その理由が分かってきたので、同じように「使いにくい」と感じている人に向けて、整理してみます。
ChatGPTの答えがズレる本当の理由
ChatGPTは正解を探しているわけじゃない
まず、僕が最初に勘違いしていたのは、ChatGPTが「正解」を探して答えてくれていると思っていたことでした。
でも、実際は違うんです。
ChatGPTは、質問を受け取ったら、その質問に対して「それっぽい文章」を生成しているだけ。
つまり、正解を探しているわけじゃなくて、学習したデータをもとに、もっともらしい答えを作っているんです。
これを知ったとき、「だから、微妙にズレるのか」と納得しました。
それっぽい文章を作る仕組みを知らなかった
もう少し詳しく言うと、ChatGPTは、過去に学習した膨大なテキストデータから、「この質問の後には、こういう答えが来ることが多い」というパターンを学んでいます。
だから、質問が抽象的だと、答えも抽象的になるんです。
たとえば、「副業のコツを教えて」って聞くと、「一般的な副業のコツ」が返ってくる。
でも、「営業経験15年の40代会社員が、副業でブログを始めるときに気をつけるべきことを教えて」って聞くと、具体的な答えが返ってくる。
この違いは、ChatGPTが賢いとか賢くないとかじゃなくて、質問の仕方で答えが変わる仕組みになっているからなんです。
質問が浅いと、答えも浅くなる理由

初心者がやりがちな質問の特徴
僕も最初はそうだったんですが、ChatGPTを使い始めたばかりの人がやりがちな質問って、だいたい以下の3つの特徴があります。
1. 抽象的すぎる
- 「副業のアイデアを教えて」
- 「ブログの書き方を教えて」
2. 背景がない
- 自分の状況や経験を伝えていない
- 何を目的にしているのか分からない
3. ゴールが不明
- 何がほしいのか明確じゃない
- 「とりあえず聞いてみた」感がある
これらの質問だと、ChatGPTは「一般論」を返すしかないんです。
自分もやっていた質問ミス

たとえば、僕が最初にやった質問はこんな感じでした。
「副業で稼ぐ方法を教えて」
返ってきた答えは、「ブログ、せどり、スキル販売…」みたいな、ググれば出てくる一般的なリストでした。
でも、質問をこう変えてみたんです。
「営業の仕事を15年やっていて、人と話すのは得意だけど、文章を書くのは苦手。副業でブログを始めたいけど、何から始めればいいか教えて」
そうしたら、返ってくる答えが全然違った。
「まずは自分の営業経験を記事にしてみましょう」とか、「話すように書く方法を試してみては?」とか、自分に合わせた具体的なアドバイスが返ってきたんです。
この違いは大きかったです。
ChatGPTに丸投げして失敗した話
全部任せれば楽になると思っていた
もう一つ、僕が最初にやった失敗は、ChatGPTに全部任せようとしたことでした。
「ブログ記事を全部書いて」とか、「この企画書、完成させて」とか。
全部任せれば、自分は何もしなくていい。楽になる。
そう思っていたんです。
返ってきたのは、使えない無難な文章
でも、返ってきたのは、たしかに文章にはなっているんだけど、どこか機械的で、自分らしさがない文章でした。
丁寧だけど、無難すぎる。
正しいけど、刺さらない。
結局、「これじゃ使えないな」って思って、全部書き直すことになる。
そのときに気づいたんです。
ChatGPTに丸投げしても、うまくいかない。
ChatGPTは、あくまで「たたき台」を作ってくれる道具であって、「完成品」を出してくれる道具じゃないんだと。
うまく答えが出ない人が無意識にやっている質問の癖
使い始めてから気づいたんですが、ChatGPTで思った答えが返ってこない人には、共通する質問の癖があります。
僕も最初は全部やっていました。
前提条件を書いていない
たとえば、
「ブログ記事のタイトルを考えて」
だけだと、ChatGPTは何について書けばいいか分からない。
でも、
「40代の副業初心者向けに、ChatGPTの使い方を説明するブログ記事のタイトルを5つ考えて」
と書けば、具体的なタイトル案が返ってくる。
自分の考えを一切書いていない
もう一つは、自分の考えをゼロで質問すること。
たとえば、
「副業のアイデアを教えて」
じゃなくて、
「自分は営業が得意で、人と話すのは好き。でも文章は苦手。こういう人に向いてる副業を3つ教えて」
って、自分の状況や考えを含めて質問すると、答えの質が全然変わります。
一発で完成を求めている
あとは、一発で完成した答えを求めること。
ChatGPTは、最初の答えが完璧なわけじゃありません。
最初の答えを見て、「この部分をもう少し具体的に」とか、「この順番を変えて」とか、対話しながら整えていくのが正しい使い方なんです。
一発で完成を求めると、がっかりすることになります。
ChatGPTを「賢くない」と感じる人の共通点

AIに期待しすぎている
ChatGPTを「使えない」「賢くない」と感じる人の多くは、期待値が高すぎるんだと思います。
ChatGPTは、すべてを理解して、完璧な答えを出してくれる万能ツールではありません。
あくまで、一緒に考えてくれるパートナーです。
「何でも分かってくれる」と期待すると、がっかりすることになります。
会話ではなく命令になっている
もう一つは、命令口調で質問していること。
たとえば、
「ブログ記事を書け」 「タイトルを出せ」
みたいな命令だと、ChatGPTは機械的な答えを返すしかありません。
でも、
「ブログ記事を書きたいんだけど、見出しを一緒に考えてもらえる?」 「こういう内容で書こうと思ってるんだけど、どう思う?」
みたいに、会話するように質問すると、返ってくる答えの雰囲気が変わります。
ChatGPTは、命令に応えるツールというより、対話しながら一緒に作っていくパートナーなんです。
じゃあ、どう使えばよかったのか
自分の考えを途中まで書く
結論から言うと、ChatGPTを使うときは、自分の考えを途中まで書いてから質問するのが一番効果的でした。
たとえば、
「ブログ記事を書きたい。テーマは『ChatGPTの使い方』で、ターゲットは40代の副業初心者。見出しは『誤解していた話』『実際に使って分かったこと』『まず試した使い方』の3つを考えてる。この構成でいいか意見がほしい」
みたいに、自分の考えを先に出す。
そうすると、ChatGPTは「この構成いいですね。ただ、〜を加えるともっと良くなります」みたいに、具体的なフィードバックをくれる。
一緒に整理する感覚で使う
もう一つは、完成を求めるんじゃなくて、一緒に整えていく感覚で使うこと。
最初の答えが微妙だったら、「この部分、もう少し具体的にして」とか、「この表現を変えて」とか、対話しながら調整していく。
この「一緒に作っていく感覚」が、ChatGPTの正しい使い方なんだと思います。
今日の時点での結論
まだ使い始めて4ヶ月ですが、分かったことがあります。
ChatGPTは万能じゃない。
でも、使い方次第で化ける。
思った答えが返ってこないのは、ChatGPTが悪いわけじゃなくて、こっちの質問の仕方や期待値の問題なんです。
「使いにくい」と感じる正体は、だいたい以下の3つ。
- 質問が抽象的すぎる
- 全部任せようとしている
- 期待値が高すぎる
逆に言えば、これらを修正すれば、ChatGPTはかなり使えるツールになります。
自分の考えを途中まで書く。
一緒に整理する感覚で使う。
一発で完成を求めない。
この感覚が掴めれば、「なんか違う」という違和感は、きっと減ると思います。
僕もまだ試行錯誤中ですが、一緒に学んでいきましょう。


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