動画編集中に突然音が消えたり、完成した動画を書き出したら音声が入っていなかったという経験はありませんか?
この記事では、CapCut Webで音が出なくなる原因と、効果的な解決方法を初心者にも分かりやすく解説します。手順通りに進めれば、ほとんどのケースで問題を解決できます。
どの方法が効果的?一覧表で確認
まず、どの直し方が一番効くのか見てみましょう。時間がない人は、星が多いものから試してみてください。
| 直し方 | 効果 | 難しさ | かかる時間 |
|---|---|---|---|
| CapCut内の音量を確認 | ★★★★★ | 簡単 | 1分 |
| パソコンの音量を確認 | ★★★★☆ | 簡単 | 1分 |
| ブラウザのデータを消す | ★★★★☆ | 簡単 | 3分 |
| 別のブラウザで開く | ★★★☆☆ | 簡単 | 5分 |
| 広告ブロックを止める | ★★★☆☆ | 簡単 | 3分 |
| 動画を入れ直す | ★★☆☆☆ | 普通 | 5-10分 |
| 音声の許可を確認 | ★★★☆☆ | 簡単 | 2分 |
| パソコンを再起動 | ★★☆☆☆ | 簡単 | 5分 |
特に成功率が高い解決法TOP3
- CapCut内の音量・ミュート設定の確認 – 知らない間に音を消していることが一番多い
- ブラウザのキャッシュクリア – 古いデータが邪魔をしていることがある
- パソコンの音量を確認 – 意外と見落としがち
なぜ音が出なくなるの?主な理由6つ
直し方を試す前に、なぜ音が出なくなるのか、簡単に説明します。
理由が分かれば、次から同じ失敗を防げます。

1. システムまたはブラウザの音量設定
パソコン全体やブラウザタブの音量が0になっている、またはミュートされている状態です。
特にChromeではタブごとに音声をミュートできるため、誤操作が起こりやすいです。
2. CapCut内のミュート設定
編集中に誤って音量スライダーを0にしたり、ミュートボタンを押してしまうケースが非常に多く見られます。

3. 非対応のオーディオコーデック
アップロードした動画の音声形式がCapCutで対応していない場合、音声が認識されません。古い形式や特殊な形式のファイルで発生しやすい問題です。
4. ブラウザキャッシュの蓄積
長期間使用しているブラウザには古いキャッシュデータが蓄積します。これらが破損したり古くなると、CapCutの動作に影響を与えることがあります。
5. ブラウザ拡張機能の干渉
広告ブロッカーやプライバシー保護拡張機能が、CapCutの音声再生もブロックしてしまうケースがあります。
6. ネットワーク接続の不安定さ
インターネット接続が遅いか不安定な場合、音声データの読み込みが正常に完了しないことがあります。
動画を編集している時に、間違って音量のバーを0にしてしまったり、ミュートボタン(音を消すボタン)を押してしまうことがあります。
8つの解決方法

解決方法1: システムとブラウザの音量確認
最も基本的ですが、見落としやすいポイントです。
手順:
- ブラウザタブのミュート状態を確認
- Chrome: タブに斜線入りスピーカーアイコンがある場合、右クリック→「サイトのミュートを解除」
- Safari: アドレスバーのスピーカーアイコンを確認
- システム音量を確認
- Windows: タスクバー右下のスピーカーアイコンをクリックして音量を確認
- Mac: メニューバー右上の音量アイコンを確認、またはF11/F12キーで調整
- 出力デバイスの接続確認
- イヤホン・スピーカーの接続状態をチェック
- Bluetooth機器の場合、ペアリング状態を確認
- 他のサイトでテスト
- YouTubeなどで音声が正常に再生されるか確認
- 他のサイトでも音が出ない場合、システム側の問題です
解決方法2: CapCut内の音量設定を確認
最も多い原因がこちらです。細かくチェックしていきましょう。
手順:
- クリップを選択
- タイムライン上の音声が出ない動画クリップをクリック
- 音量スライダーを確認
- 右側のパネルに表示される音量スライダーが0%になっていないか確認
- 0%の場合、スライダーを右にドラッグして適切な音量に調整
- ミュートボタンを確認
- オーディオトラックの左側にあるスピーカーアイコンを確認
- 斜線が入っている場合はミュート状態。クリックして解除
- マスター音量を確認
- プレビュー画面下部の再生コントロールにある全体の音量設定を確認
- これが0%だとすべての音が聞こえません
- 複数のオーディオトラックがある場合
- BGM、ナレーション、効果音など、それぞれのトラックの音量とミュート状態を個別に確認
解決方法3: ブラウザキャッシュをクリア
蓄積したキャッシュが問題を引き起こしているケースは非常に多いです。
Google Chrome:
- 右上の三点メニュー→「設定」
- 「プライバシーとセキュリティ」→「閲覧履歴データの削除」
- 期間を「全期間」に設定
- 「キャッシュされた画像とファイル」と「Cookieと他のサイトデータ」にチェック
- 「データを削除」をクリック
- ブラウザを完全に終了してから再起動
- CapCutにアクセスし直す
Safari:
- 「Safari」メニュー→「設定」
- 「プライバシー」タブ→「Webサイトデータを管理」
- 「すべてを削除」または「capcut.com」のみを削除
- Safariを再起動
Microsoft Edge:
- 右上の三点メニュー→「設定」
- 「プライバシー、検索、サービス」
- 「閲覧データをクリア」→「クリアするデータの選択」
- 「キャッシュされた画像とファイル」と「Cookieおよびその他のサイトデータ」を選択
- 「今すぐクリア」をクリック
解決方法4: 別のブラウザで試す
使用しているブラウザ固有の問題である可能性を確認します。
推奨ブラウザ:
- Google Chrome – CapCutが最も最適化されている
- Microsoft Edge – 安定性が高くスムーズな動作
- Safari – macOSユーザーに最適
- Firefox – プライバシー重視のユーザー向け
確認手順:
- 別のブラウザをダウンロード・インストール
- capcut.comにアクセス
- 同じプロジェクトを開いて音声が正常に再生されるか確認
- 正常に再生される場合、元のブラウザに問題があります
解決方法5: ブラウザ拡張機能を無効化
広告ブロッカーやプライバシー保護ツールが音声再生を妨げている可能性があります。
Chrome での手順:
- アドレスバーに
chrome://extensionsと入力してEnter - インストールされている拡張機能のリストを確認
- 特に以下の拡張機能を一時的に無効化:
- AdBlock、uBlock Origin(広告ブロッカー)
- Privacy Badger、Ghostery(プライバシー保護)
- 各拡張機能のトグルスイッチをオフに設定
- CapCutのページを更新して音声を確認
原因の特定方法:
- すべての拡張機能を無効化して音声を確認
- 音が出る場合、拡張機能を1つずつ有効化
- 音が出なくなった時点で原因の拡張機能を特定
- その拡張機能の設定で capcut.com をホワイトリストに追加
解決方法6: 動画を再アップロード
アップロード時のエラーやファイルの破損が原因の場合があります。
基本的な再アップロード手順:
- 問題のある動画クリップを選択
- Deleteキーまたは右クリック→「削除」
- 元の動画ファイルを再度CapCutにアップロード
- タイムラインに配置して音声を確認
動画形式を変換して試す場合:
- 元の動画を別の形式に変換
- 推奨形式: MP4、MOV、WebM
- 変換した動画をCapCutにアップロード
- 音声が正常に認識されるか確認
無料の動画変換ツール:
- HandBrake(Windows/Mac対応)
- VLC Media Player(Windows/Mac対応)
- CloudConvert(オンライン変換)
解決方法7: ブラウザの音声権限を確認
ブラウザがCapCutに音声出力の権限を与えていない可能性があります。
Chrome での確認手順:
- CapCutを開いた状態でアドレスバー左の鍵アイコンをクリック
- 「サイトの設定」を選択
- 「音声」の項目を探す
- 「許可」に設定されているか確認
- 「ブロック」の場合は「許可」に変更
- ページを更新
macOS のシステム権限確認:
- システム設定を開く
- 「プライバシーとセキュリティ」→「マイク」
- 使用しているブラウザにチェックが入っているか確認
解決方法8: システムを再起動
一時的なシステムエラーやメモリの問題を解消します。
効果的な再起動手順:
- CapCutのプロジェクトを保存(自動保存されますが確認)
- すべてのブラウザウィンドウを閉じる
- 他のアプリケーションも終了
- パソコンを再起動
- 再起動後、ブラウザを開いてCapCutにアクセス
- プロジェクトを開いて音声を確認
再起動が効果的な理由:
- メモリがクリアされる
- 一時的なエラーが解消される
- バックグラウンドプロセスがリセットされる
- オーディオドライバーが再初期化される
書き出し後のトラブル
編集中は音が聞こえていたのに、書き出した動画に音声が含まれていない場合の対処法です。
対処法1: エクスポート設定の確認
書き出し時の設定で音声が無効になっていないか確認します。
確認項目:
- 「エクスポート」または「書き出し」ボタンをクリック
- 設定画面で「詳細設定」または「オーディオ設定」を確認
- オーディオトラックが有効になっているか確認
- ビットレート(音質): 128kbps以上を推奨
- サンプルレート: 44.1kHz または 48kHz を推奨
対処法2: 別の動画形式で書き出す
MP4で問題が発生する場合、別の形式を試します。
推奨形式:
- MOV – macOSとの互換性が高い
- WebM – Web公開に最適
- AVI – 汎用性が高い
手順:
- 書き出し設定で「フォーマット」を選択
- MP4以外の形式を選択
- 書き出して音声が含まれているか確認
対処法3: 画質設定を下げる
高画質すぎることで書き出しエラーが発生している可能性があります。
推奨設定:
- 解像度: 1080p(1920×1080)
- フレームレート: 30fps
- ビデオビットレート: 8-10 Mbps
- オーディオビットレート: 192kbps
手順:
- 書き出し設定を開く
- 解像度を4Kから1080pに変更
- ビットレートを「自動」から手動に変更して推奨値を入力
- 書き出しを実行
最終手段
すべての方法を試しても解決しない場合の対応策です。
CapCut公式サポートへの問い合わせ
問い合わせ前の準備情報:
- 使用ブラウザの名前とバージョン(例: Chrome 120.0)
- オペレーティングシステム(Windows 11、macOS Sonoma、iOS 17など)
- 問題の詳細(編集中の無音、書き出し後の無音など)
- エラーメッセージのスクリーンショット(あれば)
- 試した解決方法のリスト
- 動画ファイルの形式とサイズ
問い合わせ手順:
- CapCut公式サイトのサポートページにアクセス
- 「お問い合わせ」または「ヘルプセンター」を選択
- 問題のカテゴリーを選択
- 準備した情報を詳細に記入して送信
代替ツールの検討
CapCut デスクトップアプリ
ブラウザ版より安定性が高く、以下のメリットがあります:
- オフラインでの編集が可能
- ブラウザの制限を受けない
- より高度な編集機能
- 高速な書き出し処理
その他の動画編集ツール:
- Adobe Premiere Rush – Adobe製品との連携が強力
- DaVinci Resolve – プロ級の機能を無料で利用可能
- Clipchamp – Microsoft製でWindowsとの親和性が高い
- iMovie – Mac標準搭載で初心者に優しい
まとめ
CapCut Webで音が出ない問題は、さまざまな原因が考えられますが、ほとんどのケースで簡単な方法で解決できます。
重要なポイント:
- 基本設定の確認が最優先 – システム音量とCapCut内のミュート設定
- ブラウザキャッシュのクリアが効果的 – 多くの問題を一気に解決
- 拡張機能に注意 – 広告ブロッカーなどが原因になることも
- 別ブラウザでテスト – ブラウザ固有の問題かを確認
- 動画の再アップロードも有効 – ファイル破損やアップロードエラーに対応
特に成功率が高い方法TOP3:
- CapCut内の音量・ミュート設定の確認
- ブラウザキャッシュのクリア
- システム音量の確認
これらの方法を順番に試すことで、ほとんどの音声トラブルは解決できます。それでも解決しない場合は、デスクトップ版のCapCutや他の編集ツールの利用も検討してみてください。
快適な動画編集をお楽しみください!


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